第11回

英語学習アプリを作ってみよう!

アプリ開発の基本(生成AIにコードを書かせる)
今日から固定グループ。ここから後半戦です
到達目標:AIに単一HTMLアプリを作らせる基本操作を理解し、身近な困りごと(英語学習など)を解決するアプリの構成と画面イメージを設計できる

今日の流れ(100分)

1
導入+前回振り返り+固定グループ発表
8分
5
③ミニ講座(短縮):良い学習アプリの条件
5分
2
A ミニ講義:生成AIでアプリを作るとは
10分
6
④生成AI:実際にAIにアプリを作らせる
20分
3
B アイデア出し:作りたいアプリを考える
20分
7
振り返り+次回予告
10分
4
C 設計:画面イメージ・機能・AIへの指示文
25分

A 生成AIでアプリを作るとは

1
日本語で説明する
「こんな機能の、こんな見た目のアプリが欲しい」と伝える
2
AIがコードを書く
HTML・CSS・JSが1つにまとまった単一ファイルを生成
3
保存して開く
ファイルを保存 → ダブルクリック → ブラウザで即動く
良い指示のコツ:①誰が使うか ②何ができるか(機能) ③見た目、を具体的に(伊藤 p22=文脈・目的・形式を詳しく)
2026年、新規コードの4〜5割はAIが生成。説明文だけでアプリ+公開まで(Lovable/Bolt/Replit)。「実装の壁」はもう溶けた。
AIがコードを書く実例=今井 図3-7 GitHub Copilot(p129)/良い指示=伊藤 OpenAIプロンプト指針(p22)/自然言語で作る=vibe coding(Karpathy 2025→2026主流)

B アイデア出し:作りたいアプリを考える

英語学習でも、身のまわりの「困った」を解決するものでもOK。個人で3分 → グループで共有 → 1つに絞る

アイデア例(英語学習 + 身近な困りごと)

  • 英語学習:単語フラッシュカード/文法クイズ/発音練習ログ
  • 英語学習:例文集メーカー/シャドーイング台本表示
  • 身近な困りごと:サークル・ゼミの出欠/持ち物チェック
  • 身近な困りごと:学内・地域イベントの案内ページ
  • 「これ面倒だな」を1つ、AIに解決してもらう
これまでの④で触れたAI活用(単語カード/例文/発音練習/クイズ/ロールプレイ 等)がヒントになる

C 設計:画面イメージ・機能・指示文

1
画面イメージ
紙 or スライド1枚にラフに描く
2
機能リスト
箇条書きで3〜5個に絞る(欲張らない)
3
AIへの指示文
①誰が使うか ②機能 ③見た目、の3点を文章にする
この指示文が、次のブロック④でそのままAIへのプロンプトになる

③ ミニ講座(短縮):良い学習アプリの条件

操作がシンプル
即座にフィードバックが返る
繰り返し使いたくなる工夫
(記録・ゲーム性)
即フィードバック=学習が前に進む。記録・ゲーム性=「できた」が見えて続く=第2回の〈成功体験の好循環〉と同じ設計。
出典:良いアプリの条件=今井『生成AIで世界はこう変わる』/伊藤『生成AIを活用した…』第1章の視点。継続の仕組み=第2回③自己決定理論(有能感)と地続き

実は、もう練習済み ― ④で貯めた「制作の技」9つ

技1条件を先に渡す
第2回:学習プラン
技2壁打ちで直す
第3回:ディクテーション
技3出力を鵜呑みにしない
第4回:ぎりぎりの文
技4プロンプトの型(本丸)
第5回:曖昧 vs 具体
技5保存して再利用
第6回:シャドーイング台本
技6役割・スタイルの指定
第7回:米式・仏式
技7出力形式の指定
第8回:4カ国比較
技8トーンの指定
第9回:リフレーミング
技9機能を絞って仕様化
第10回:ルーティン設計
今日のアプリ制作は、新しいことではない。この9つを1つに組み合わせるだけ。
各回④のスライド下に出ていた「🔧 制作の技」の帯、覚えてる? 全部ここにつながっていた
④ 生成AI実践(融合・20分)

実際にAIにアプリを作らせる

使うAI:Google Gemini(無料・大学アカウントでOK)
1
Cで書いた指示文をAIに入力し、単一HTMLコードを生成させる
2
コードをテキストファイルに保存 →拡張子を .html に変更 →ダブルクリックして確認
3
思い通りに動かない時は「〜がうまく動かない、直して」と追加で指示(壁打ち)
作ったファイルは各自保存し、次回(第12回)に持参して続きを作る。個人情報は入れない

振り返り と 次回予告

今日のリアクションペーパー

今日AIに作らせてみて、
一番驚いたこと・難しかったことは?
次回 第12回

アプリ制作①
(試作)

今日のアイデアを、グループで本格的に形にします。

アイデアさえあれば、
形にできる。

今日から、作る側になる。
作る側の武器は“速く打つ力”ではなく、意図を明確に言葉にする力(2026年、AIを最も活かすのは「明確に考えて指示できる人」)。だから、ことばの学びがそのまま効く。
この先 ―― 4年ゼミ「生成AI × 社会課題解決ラボ」へ
Claude Code / Codex という「AIエージェント」で複数ファイルの本格アプリを作り、身近な社会の課題を解決していきます。この授業はその準備。
← → / クリック:めくる | Home/End:先頭/末尾 | F:全画面 | Ctrl+P:PDF保存
1 / 10